「ずっと探していたんだろうか」印象的な歌い出しから、不安の中で見つけるだろう、いつか射し込む光を感じる。「きっとあっという間なんだろうか」2020年の今の気分にシンクロする歌詞が続く。
日本語歌詞であるにもかかわらず、洋楽曲のように聴こえてしまう、独特なMassanのフロウと、匠、Hiroshi NakamuraによるLo−Fiなハウストラックに身を任せているうちに、なにか大事なものを見つけたように思える、不思議な力を持った歌だ。
オーガニックとエレクトロニック・ミュージックが混ざり合う音楽、例えば、Mac Miller, Toro y moi, Flying Lotus, Tame Impala, FaltyDL好きは要チェック。
「レントゲンで体透かして 髄の髄まで調べてみても」分からない自分とこの世の中を「感じたままで信じてみる このルールを」。聴き終えた時には、動き出す勇気をくれる歌。空に飛び立てるのは、信じるものを見つけたから。
「理由なんてないんだ I know that」
knowoneのデビューシングル「レントゲン」